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真宗大谷派における勤行(ごんぎょう)とは、「お内仏」〔お内仏…仏壇に、御本尊(本山から授与された絵像や本山の「お裏点検」受けた木像)を納め、三具足などの仏具で荘厳したもの。在家は、一般に絵像を用いる。〕や、携帯する事のできる「三折本尊」などの前で、合掌礼拝・称名念仏し、偈文などを読誦することをいう。「おつとめ」ともいう。 真宗大谷派においては、仏恩〔仏恩…阿弥陀仏に対する恩。〕・師恩〔師恩…七高僧や親鸞聖人・蓮如上人などの、阿弥陀仏の教えを導いて下さった師に対する恩。〕に対する報恩報謝、仏徳讃嘆すること。 教義上、功徳を積むため勤めたり、祖先の霊に向けて勤めない。 == 早見表 == === 勤行次第 === ;注記 ;;正信偈 ::「草」は草四句目下のこと。 ::「真」は真四句目下、「行」は行四句目下であるが、草四句目下に替えてつとめても構わない。 ;;回向 ::「願」は 「願以此功徳」、「世」は「世尊我一心」を拝読する。 ;;『御文』 ::『御文』拝読の作法を参照のこと。 ::平時・夕の勤行は、朝の勤行で『御文』を拝読している場合は省略可。 ;;修正会 ::修正会の「和讃」・『御文』 - 元日の朝は、『和讃」は『浄土和讃』一「彌陀成佛のこのかたは」、『御文』は一帖目第一通「ある人いわく」。1月2日以降は、回り口にて拝読する。(1月2日は、『浄土和讃』二「道光明朗超絶せり」、『御文』一帖目第二通「出家発心」を拝読する。) ;;門徒報恩講 ::門徒報恩講(一座)は、日時を決めて一座でつとめる場合の勤行式。その際『御文』は、五帖目第十通「聖人一流」、もしくは五帖目第十通「御正忌」を拝読する。 ;;勤行次第早見表ⅠⅠ ::門徒報恩講(一昼夜)・宗祖御祥月(11月27日・夕〜28日・日中)は、寺院法要作法に倣った作法。 ::宗祖御祥月は、本山の御正忌報恩講に参拝するのがならいであるが、やむを得ず上山出来ない場合は、お内仏にておつとめする。その際の勤行式次第。 ::真(行)四句目下・五淘による勤行が出来ない場合は、草四句目下・三淘(五三淘)によるおつとめで構わない。 :::「日中」の勤行を略して「兼日中」として朝につとめる場合は、和讃は『正像末和讃』九ノ三「南無阿彌陀佛の廻向の」(六首引・三淘)、『御文』三帖目第九通「御命日」(「鸞聖人」)を拝読する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「勤行 (真宗大谷派)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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